FEATURED PRODUCTS
New arrivals / 2023.1.27
Posted 01 26.2024
明日からの新作。
1996 Autumn/Winter collection
C.P.COMPANY
wool duffel coat
made in Italy
ダッフルコートの特有の制服感と言うか、生地感も含めてあの妙にカッチリする感じが苦手だったので今までセレクトしてこなかったのですが、
これにはヤラレマシタ。
Massimo Ostiの時代から製作されているダッフルコート。
フードに配置された鋲やトグルのロープのデザイン、その下に気の利いたスナップボタンなど80年代からディテールはそのままに、本品はRomeo Gigliによって製作された1着。
見た目の重厚感に対して軽い着心地で
現代的な衣類とも相性の良い、肩線を落として&身幅たっぷりなバランス。
本当に良過ぎてこれを期に自分もダッフル着てみようと思えました。
そんな影響力のある服って無いです。ダッフルだと尚更。
次~
80-90’s NINO CERRUTI
PURE WOOL
plaid tailored jacket
Expressly for BELLESI
made in Italy
生地メーカーとして1881年創業のCerruti。
キリコではお馴染み?になってきた?かな。
羊毛~生地~衣類になるまで一貫した生産を開始した
仕掛け人でもあるNino Cerruti。
皆さんご存知Giorgio Armaniをファッションへ導いた方でもあり、
現Hermesのメンズを手掛けるVeronique NichanianもCerrutiの元でキャリアを積んでいます。
ナポリで個人的に大好きなディーラーの方に譲って貰った本品は
BELLESI(当時存在したイタリアのブティック)の為に特別に作られたもの。
純羊毛を100%使用した勿論Cerrutiオリジナルファブリック。
独自の格子柄のサイズ感が魅力的、配色も見ないですね。
当時で言えば超特級品(映画:PHILADELPHIAのトム・ハンクスの衣装も手掛けていたんですね。知らなかった。)だからこそカジュアルに着たいですね。
次~
1994 Autumn/Winter
BONEVILLE
leather switched cotton duck jacket
made in Italy
キリコがオープンしたての頃、ディテールは異なりますがこちらのショート丈でジップタイプがありました。懐かしい。
今回の一着はありそうで無いバランスが面白い。
フロントのフラップポケットはなんだかテーラードジャケットっぽさもあり、
ヨークによるワーカー感もあり
ダック地の切り替えによって重すぎないし、グッとモダンに。
この形真似したら売れそう。ってついデザイナー目線になってしまいます(笑)
裏も付くので暖冬な今季は充分です。
ブラウンレザーって黒より使用頻度が高い。
(個人の感想です)
最後
1994 Autumn/Winter
C.P.COMPANY
double breasted leather car coat with boa collar
いやー。
正直この系統は似合う人って限られると思いますが、
似合ったら異常な存在に。
野暮ったさを排除しつつシルエットがモダンに仕上げる、デザイナーの仕事ですね。
こちらも見た目以上に軽い着心地ですので、
是非自分の身体に馴染ませてください。
では明日お待ちしています。
DE CHIRICO 鈴木