STYLING

Styling Sample 04

Posted 01 17.2022

こちらのページへは2度目の登場の廣内ですが、想像以上に短いスパンでこうして文章を綴っていることに、他でもない私が一番びっくりしております。

90s KRIZIA Uomo Double face coat

前回のスタイリングでも登場したKrizia Uomoより、リバーシブルのロングコートをアウターとして採用。

チャコールグレーとブルーグレーのダブルフェイスは、堅実で安定感のある色味と、かゆい所に手が届くくすんだ色味が秀逸です。

リバーシブルのアイテムというと、片面は気に入っても、もう片面は突拍子もない色だったり、突然大きな刺繍やプリントが登場して結局あまり着ない…というイメージがあるのですが、こちらはどちらでも着たくなる、意味あるリバーシブルの一着です。

1996s GENERAL RESEARCH Zip knit sweater

今までEURO Vintageを中心にラインナップしてきたDE CHIRICOですが、国内のブランドもお取り扱いを始めます。

19993年に元々シューズデザイナーである小林節正氏がスタートしたGENERAL RESEARCH、当時のファッション誌「ASAYAN」などでも取り上げられた同ブランドは2006年に活動を終了するも、現在も名前を変えて活動は継続中。

今回インナーに用いたのは、同ブランドを代表するアイテムの一つでもある、前後に2本ずつ配されたファスナーが特徴的なコットンニットのセーター。ネイビー×ホワイトの配色でトラックジャケットのような印象も見受けられます。

更に、タイトでコンパクトなサイズ感にも後押しされる、キメ過ぎていない、 “紙一重のいなたさ”があって、私は非常に好きなテイストです。

勿論、“かっこいい” お洋服は大好きですが、何故か、かっこよすぎるお洋服ばかりを身にまとっていると、そんな自分自身が恥ずかしくなってしまう性分なので、先のコートとの組み合わせはとても落ち着きます。

とはいえ、そんな “紙一重のいなたさ”も、私にとっては”かっこいい”なんだと思います。

90s Emporio Armani Corduroy tucked trousers

アウター・インナーと重めの色味が続きましたので、ボトムスとシューズはベージュトーンで統一。       

アイテムの色味を統一する際、少しの色ブレが気になってしまうので難しい印象なのですが、こちらの二点は色・素材ともに相性バッチリです。

DE CHIRICOお得意のタックトラウザーは、今回、太畝のコーデュロイ素材でご提案させていただきます。

90s Clarks Desert Trek

1825年にイギリスで誕生した伝統的なシューズブランドのClarksの代表作の一つであるDesert Trek。

Made in Englandでカジュアルにもフォーマルにも対応出来る振り幅、長年愛される普遍性、納得の一品です。

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DE CHIRICO 廣内