私はコート着ません。が、今回90年代後期から2000年代初頭（2002年までと推測しています）の理想的な2着を明日からご案内いたします。やっぱりこの年代のArmaniが多様性のある内容のコレクションで一番が好みです。96、97年位までのジャケット・コートはArmaniらしい肩のシルエットがしっかりとしていて勿論格好いいのですが、現代的にトゥーマッチに感じる方も多いと思うので、なだらかに体に沿うこの年代が個人的にも安心して長く着れるかと感じます。良い意味でイタリアらしいアダルトな匂いもしないので。珍しく今回のコートでしたら、着たいと思いました。

New arrival,Early2000s Emporio Armani double breasted moleskin coat with removable lining, made in Italy / Dead stock

初めに言いますが超良いです。

モールスキン素材を用いたダブル仕様のオーバーコート。モールスキンのコートってだけで魅力的ですが嬉しいことにフェイクファーのライニングが付きます、今時期の気温にも防寒性は問題ありません。それにライナーを取れば春先もお楽しみ頂ける優れもの。デニムなんかで春先に、と考えるとやっぱりちょっと欲しいです。保管状況による風合いの変化は見受けられますが、未使用品のコンディションとなります。着たら終わりのシルエットですよ。

New arrival,late90-Early00s Giorgio Armani Classico wool twill long coat, made in Italy

Giorgio Armaniの最上級ラインにあたるClassicの一着。中々出逢えませんね。これに関してはチンストラップが決め手でした。90年代のArmaniクリエイションで度々見かけるこの形状のチンストラップが異常にクールで、その中でもチンストラップが取り外し可能な個体は初めて見ました。柔軟でストレスフリーな綾織のウール素材。こちらに関しましては程よい厚みですので、夏場を除いては通年お楽しみ頂けます。ほぼ未使用と言っても良い素晴らしいコンディション。幅広いスタイルに対応するブラックコート、これがあれば他にブラックコートは要らないです。是非最上級ライン（言いたいだけです）袖を通してみて下さい。着心地良過ぎて驚きました。

上記2点、明日からご案内いたします。

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DE CHIRICO　鈴木