暑い。

でも襟付きが着たい。と本日も長袖を捲りながら結局シャツに落ち着いてしまう私ですが、やっぱり暑い。。日差しが強い時は半袖より長袖の方が肌を守れるので、その点は助かっていますし直射日光より涼しく感じます。って言っても暑いには変わらないので、出すのを楽しみにしていた半袖シャツを今週末は展開します。

New arrivals, Italian pure silk collections

今回はイタリアで買い付けた4点、いずれもピュア・シルク。絶対にシルクシャツを買い付け るぞ、って意気込みはなかったのですが、プレーン＆クラシックのシルクシャツはSURRに行けばあるもんなぁ。なんかデザインが効いたの無いかな。と思っていた矢先、訪れたディーラーさんの倉庫で出会いました。

80-90s Italian “Pancaldi&B” layered collar short sleeve silk jacket for Mariorita

1940年代にイタリアで創業したメンズウエアのメーカーで現在もテーラーをメインに既存するようです。イタリアのカプリ島にある？あった？デザイナーズウエアやオーダーメイドを専門としたブティックの為に特注されたシルク半袖ジャケット。フロントが比翼との切替になっていたり、ポケットやヘムにリブが付いたり、とジャケットと言いたくなる要素性に前立てが二枚配置されているので、開けた時に覗く赤が、、最高。あまりここまでデザインのあるプロダクトって正統的なイタリアンクリエイションで無い気がします。てか無いです。また、着た時の時のシルエットなんかジャパニーズデザイナーズっぽいんですよ。肩の落ち方やたっぷりとした身幅と短いめの着丈。まだ書けそうですが是非店頭で話させてください。

80-90s Italian “Gran Sasso” fine pattern pullover silk shirt

1950年代創業のニット製品を中心としたメーカーでハイメゾンのOEM（生産）としても活動している老舗。小紋柄でシルクで被り。絶対的に前が開いた方が便利なのになんで被りってこんな魅力的なんでしょうか。。スリム、ワイドパンツ、どちらもバランス取りやすいです。タック入りのワイドパンツで昔の北野武風に不良っぽく、もしくは細身のスラックスでエディのスタイルの様に不良っぽく…不良っぽくどうぞ。（笑）

80s “Paul & Shark” oversized pure silk polo shirt

以前SURRに在籍していた際にこちらのデザインチームの方にお会いして、その方がめっちゃお洒落なおじさまだったのでそれ以降虜になっています。こちらもハイメゾンのOEMを請け負っていたメーカーが自社から1970年代に立ち上げたブランド。イタリアらしいセーリングのフィルターからものつくりをしているので、ちょっと癖があって。それにStone IslandやC.P.Company同様にイタリア、イギリスのフットボールサポーター達に愛された一面もあってそこもなんだか好きです。

稀にそれこそハイメゾンで見ますが、ピュア・シルク・ポロシャツって。。プロダクトとしてめっちゃニッチですし、しかもビビッドなピンク。それにオーバーサイズって、面白い要素が多すぎますね。

90s “Paul & Shark” striped pure silk shirt

アメリカンな印象のボタンダウンシャツをシルクに。一番最初のシャツもなのですが、袖の裾の部分を前に折り返してステッチを当ててます。理由がすごく気になりますが当時の流行り？ですかね、作り手からしたらひと手間かかりそう。ってことは拘りなんでしょう。上記ピンクはサラサラですが、こちらはしっとりシルクです。こちらも大き目、ショーツでどうぞ。

明日からご案内いたします。

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DE CHIRICO　鈴木