1990年代のDries Van Notenに興味を持ち始めて大体8年位。

その入口はCHIRICOの姉妹店であるSURRからでした。前も書いた気がしますが、初めて手に入れた1994年秋冬のコットンジャケットがとても衝撃的で、ヴィンテージよりもヴィンテージと言いますか（語彙力が無くてすみません、、）、ワークやミリタリーウエアの参考材料を元に落とし込むバランスが秀逸過ぎて。これ以上無いなと思う程です。恐らくこれがきっかけでヴィンテージ・ワーク＆ミリタリーウエアは興味が薄れ、デザイナーズ・ヴィンテージのそれらの解釈の面白味にどっぷり浸かっています。興味を持たせてくれて福留さんありがとうございます、って素直に言えます。（追伸：この気温のワン缶でロング缶2本は厳しいです。。）

New arrivals, 1990s Dries Van Noten Autumn/Winter black wool cloth

今回のラインナップは8年追ってても実物は初見。結構見てきた気にはなっていたのですが。。奥深い。

1992年からランウェイは開始されていますので1994年のジャケットは最初期と言っても良いですが、シルエットが何故か一番現代的。それに誇張無くずっと探していた1997年のオーバーサイズショートコート、以前ご案内のあったライナーコートの上にランウェイで着ていたあれです。本当に出会えて超嬉しい。あと袖を見て「あっこれ1999年じゃん…！！」と小声でガッツポーズしたロングコート。基本CHIRICOのラインナップにブラックカラーはほぼありません。旧友でずっと全身ブラックスタイルのやつからの拒否反応かもしれませんが、正直誰でも格好良くなる卑怯な色だと避けていました。

が、やっぱり格好良いです…ファブリックによってブラックの印象も異なるので（今回の3点素材がどれも興味深いのです）その面白さにもご興味頂けたら幸いです。

それぞれランウェイの映像もありますのでInstagramの方をご覧下さいませ。

では明日からご案内いたします。

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DE CHIRICO　鈴木