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New arrival, 1990s Dries Van Noten knit sweaters

Posted 10 19.2022

Instagramの方でお先にお披露目させて頂きましたが、本日から1990年代のDries Van Notenのニットウエアを3点ご案内致します。

ニットはもう少し先かなと思っていましたが、昨夜フットサル後のワン缶で信じられない程寒かったので…


やっと10月な気候。
一枚で夜間も含めて快適に着れる厚み&冬場のインナーにも相互性の高いカラーリングとデザイン。

それに今回は3点ともMサイズ。時代性もありますが、幅広い方に楽しんでいただけるフィット感かと。

まずは

1999AW Dries Van Noten cable design wool & nylon high neck knit sweater

どうしちゃったの、ドリスさん。くらいアバンギャルドなスタイリングが印象的な1999年秋冬コレクション。1999年秋冬、2000年春夏のコレクションはそれまでのコレクション内容から打って変わり秀逸でシュール。まだ10代であろう若い素人モデルの起用による衣類とバランスやショーの構成すら斬新で特別なコレクションにも感じられます。
同色の超ロングスリーブニットと超ロングスリーブシャツをレイヤード、それに本品を前後ろ逆で着用。これは年代を判別するのに流石に時間を要しました。ある種こう着なければいけないと言う縛りも無い自由な発想のスタイリングから伺えるメッセージ性。プロダクトを単体で見て頂くととてもシンプルですので、汎用性が高さも非常にお薦め。アウターを開けてインナーにした際もこのケーブル編みのデザインが映えますよ。
続いて

1986‐1991 Dries Van Noten oversized alpaca & wool mock-neck knit sweater

↑の画像は1992年初夏、Dries Van Notenのデビューランウェイ。1992年以降のプロダクトかと思っていましたが、本品はそれ以前のクリエイション、久しぶりの最初期ニットウエアになります。フィットバランスは上記の画像に等しい初期ならではのオーバーサイズ、それにアルパカ&ウールの混紡による柔軟でソフトな着心地が癖になる優しいマテリアル。こちらのゆとりを持たせたモックネックデザインはおよそ90年代半ばごろまでは定期的に提案されていましたが、90年代後半からはフィットバランスが大幅に変更される為、この時代ならではの構造。ヘムラインや袖口にリブが無いので、ガバッと着て、ストレートからワイドなパンツで当時のDries Van Notenらしく着て頂きたいお品です。

続いて

1998AW Dries Van Noten design neck wool knit sweater

1997年秋冬、1998年秋冬は個人的に最もホットなコレクション。ルック全体どれも素敵過ぎて。。初期頃から続くドリスらしいレイヤードのバランスを改めて解釈し、アップデートされたコレクション。Vネックに見れますが、ややラウンドした深過ぎないネックラインと袖口やヘムラインに施されたリブ状で絞りの無いデザイン性。またこのミルクティーの様な優しいカラーリングもまた、めっちゃモテそうですし(笑)。2000年代に入るとサイズバランスが身体に沿うように細身になりますが、この年代の良さはナチュラルフィット。いつものスタイリングに溶け込む不変的な一着としていかがでしょうか。この優しい一着にはレザーパンツやミリタリーパンツなど武骨なのをごりっと合わせたいです。

いずれもニット欲を充分に満たせてくれると断言します。やっぱりニットはデザイン性も大切ですが、着心地が重要になるので。90年代半ばからイギリスやイタリアや日本もあったかな?ニット製品も補填的に各国での生産が開始されますが、今回の3点は全て本国のクリエイション。餅は餅屋的な思想ですとベルギーメイドは気持ち的にも勿論プロダクト的にもなんだか血の通っているような、温かみのような。言葉にすると難しいのですが感覚を刺激するような良さがありますよ。

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DE CHIRICO 鈴木